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エンジニアになりたいと考えたときに、取得したいと思ったのがITパスポートでした。
しかし、自分はパソコンに強くなかったので、何から勉強すべきか分からなかったのが実情です。
本屋に行って資格の参考書を見ましたが、文字を目で追ってもあまり頭に入ってきませんでした。
そこで必要だと感じたのはまずパソコンに触れてみることです。
自分はスマートフォンはいつも使っていますが、パソコンはレポートを作る作業にしか使用していません。
家に帰ったら、とりあえずスマートフォンを片付けて、この資格に関する情報収集をパソコンで実施することに決めました。
そうすると分かってきたのは、自分はユーザーの立場でしかなかったという事実です。
スマホの普及によって、PCに触れる機会が減少しているという話はよく耳にしますね

目次
自分も開発する側に回りたいという意欲
スマートフォンの操作は慣れており、さまざまなアプリにも精通しています。
人から頼られることも多く、少し天狗になっていたという自覚もあります。
ところがITパスポートについて調べていると、自分は単なるユーザーに過ぎないことを痛感しました。
それと同時に、自分も開発する側に回りたいという意欲が強くなったのです。
このようにモチベーションを高めることも、基本的な勉強方法として不可欠だと考えています。
続けて行ったのが参考書を購入して読むことです。
自分は文系の学生だったので、企業に関するカテゴリは比較的楽しく読めたように記憶しています。
しかし、技術系のカテゴリになると急に難しくなったように感じられました。

用語のイメージが全くわかない
いろいろと専門用語が出てくるのですが、どれも耳にしたことがないものばかりです。
OSぐらいは聞いたことがありますが、正直なところそれが何を指すのかまったくイメージできません。
参考書が分かりにくいと感じたので、慌てて本屋に向かうことになりました。
次に購入したのは図表が多く含まれている本であり、カラフルなので読みやすいと感じた記憶あります。
とりあえず、それを最初から最後まで3回読むことを決意して取り組みました。
自分が重視したのは疑問があるときは、パソコンを使って検索エンジンで調べてみることです。
少しでも慣れることが目的でしたが、それは1週目ですでに達成できました。
もともとセンスがあったようで、使用に関しては不自由を感じなくなったのです。
OSについても調べ、それがどのような役割を果たすものなのか把握できました。
よく聞く単語でも、実はその内容をしっかり理解できていないことは結構ありますよね!

具体的な脅威を認識できたことは大きなメリット
勉強を進めるうちに確信したのは、経験がとても重要であることです。
本を読んでいるだけだと、あまり知識として定着してくれません。
しかし、読んだ内容を自分で実際に確認すると深いレベルで覚えられました。
たとえばセキュリティについての項目を勉強する際、家で使っているアンチウイルスソフトを調べて見たところ、具体的な機能がいろいろ搭載されていると知りました。
これまでは漠然と守ってくれているという認識でしたが、多角的な保護によって安心して使えていると分かったのです。

ITパスポートの参考書でも、インターネット上にはさまざまなリスクがあると指摘されています。
それを読んだだけでは漠然としか理解できなかったでしょう。
それに対して、具体的な脅威を認識できたことは大きなメリットだと感じられました。
もちろん参考書が勉強の主軸であるのは確かであり、暗記するほど読み込むつもりで臨んだことも間違いありません。
ただし学校の勉強とは異なり、知識として習得するだけは足りないのも事実です。
それを早い段階で認識できたので、現場で活用することを意識して取り組むようになりました。
書籍だけでなく、自身でさらに具体的に調べることにより、よりしっかりと身につくということですね!
今後プログラミングを学ぶための土台
そんな自分がつまずいたのはプログラムの分野でした。
プログラマーでないと使いこなせないと思っていたので、自分では力不足というのが当初の感想です。
正直なところ、ITパスポートのレベルで問われるとは考えていませんでした。
そのため挫折しそうになりましたが、落ち着いて学習を進めるとあまり難易度が高くありません。
初歩的な内容だけしか扱われておらず、実践の段階よりも10歩ぐらい手前のレベルでした。
それゆえスムーズに乗り切れ、今後プログラミングを学ぶための土台をうまく作れたと感じています。

アルゴリズムでは頭が混乱
それよりもアルゴリズムのほうが難しく、頭の中が混乱してしまって困ることがよくありました。
処理のフローをイメージしても、途中からどのようにすれば良いのか分からなくなります。
そこでポイントになったのが流れ図を作成することでした。
ボックスと線で組み合わすのですが、視覚的に理解できる点が自分にはぴったりでした。
それをいくつも書くうちに、問題も解きやすくなったので嬉しかったです。
勉強方法について
なお、自分は独学でしたが通信教育や専門学校に通って勉強している人もいます。
自分は違いましたが、一人だけで勉強しているとモチベーションを保ちにくい場合もあるでしょう。
通信教育はかなり魅力的でしたが、書店で購入した参考書よりも自分に合っているのか未知数です。
したがって、このまま試験に挑戦し、落ちてしまった場合に申し込もうと考えていました。

ITパスポート試験は、その名の通り、ITの分野でこれから活躍していきたいと考えている人たちのための試験です。まずは基礎をしっかり身につけ、今後の方向を定めていきましょう!
おわりに
以上が、ITパスポートを学習された方の体験談でした。ITの分野での活躍の幅を広げてみたい方は、検討されてみてはいかがでしょうか?他の方の勉強方法や体験談記事は以下にまとめられているので、興味が湧いた方は是非ご覧くださいね!
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