ママは子育てに忙しくて自分の時間を確保することすら難しいですが、そんな時にこそ打ち込めるものが必要です。
資格の取得は子育ての忙しさを忘れ、自分を磨いて高められる良いきっかけになります。
確かに、時間を無駄なく使う計画的な生活は必要になるものの、 将来的に仕事のチャンスが増えることからも、資格取得はおすすめです。
今回は、そのようなママたちにおすすめしたい資格についてご紹介いたします。
※各資格の情報は、本記事を執筆している2022年5月時点のものです。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。
目次
ママに取得がおすすめな資格5選
今回ご紹介する資格は以下の5つです。
- 離乳食・幼児食コーディネーター
- 保育士
- 医療事務
- 介護事務
- 児童発達支援士
おすすめとしてピックアップした理由についても紹介させていただきます。
自分磨きになる
まず重要視したいのが、新しい知識を得ることができるなど自分磨きにつながることです。
「なりたい自分」の姿を想像し、それに近づいていくために必要なアクションの一つ として資格試験勉強に取り組んでみると良いのではないでしょうか。仕事にも役立つ
また、キャリアアップにつながることも重要であると考えています。
せっかく趣味や家事などの自分の生活の時間を勉強に充てて取り組むのですから、 将来の収入アップや転職・復職など の仕事に活かせるといいですよね。
おすすめの資格の紹介
これから、おすすめの資格それぞれについて、概要や勉強方法などについて紹介をしていきます。
離乳食・幼児食コーディネーター
一つ目に紹介したいのは、子育てにも活かせ、経験も将来に繋がる離乳食・幼児食コーディネーターです。
一般社団法人日本味育協会が実施している、子育てで使える実践的な知識が得られる試験です。
子供の発育に合わせて最適な食事を作ったり与えられるようになる のが魅力です。
名前のように、離乳食や幼児食に関する知識が深められることから、自身の子育てに役立てたり、これから出産や子育てというママの相談に乗ったりすることもできます。
効率的に勉強できる教材が用意されていますし、 最短4ヶ月ほどで合格を目指せる ので、ハードルが低く、難易度的にも程良いのではないでしょうか。
名称 | 離乳食・幼児食コーディネーター |
試験分類 | 民間資格 |
認定団体 | 一般社団法人日本味育協会 |
受験資格 | とくになし |
出題形式 | マークシート |
試験日程 | 受講期間中であれば、いつでも在宅で受験可能 |
役立つ場面 | 離乳食・幼児食の知識を得られる 子どもに関わる仕事 |
学習期間の目安 | 4ヵ月 |
受験料 | なし |
保育士
将来的に本格的に仕事をしたいのであれば、一気に保育士を目指してみるのもありでしょう。
保育士は保育の専門家で 一生役立つ国家資格 ですから、本気で取得を目指して損はありません。
子供が好きな人にとってはまさに理想的といえますし、社会に必要とされる人材なので、社会貢献をしたい人にもおすすめできます。
国家資格なので決して簡単ではありませんし、順調に勉強を進めることができても、 合格には1年 を要します。
そのため、子育てが始まったばかりのママには向きませんが、落ち着いてきて時間に余裕が出てきた人なら検討の余地があるでしょう。
子供の健康と成長を見守り時に必要なサポートをする、その知識と判断力が身につく資格なので、興味を持ったら挑戦してみることをおすすめします。
名称 | 保育士 |
試験分類 | 国家資格 |
認定団体 | 都道府県知事 |
受験資格 | 大学等(大学院、大学、短期大学、高等専門学校、専門学校のいずれか)を卒業するか、高等学校の2年制保育専攻科を修了するなど。 詳細は参考URLから一般社団法人 全国保育士養成協議会のサイトをご覧ください |
出題形式 | 筆記試験:マークシート 実技試験:音楽/造形/言語 |
試験日程 | 例年、年に2回(4月と10月) |
役立つ場面 | 保育園などで保育士として勤務できる 自身の子育て |
学習期間の目安 | 12ヶ月 |
受験料 | 12,950円 |
参考URL | https://www.hoyokyo.or.jp/ |
医療事務
3つ目に紹介したいのは、医療事務です。
医療事務は働き方の自由度が高い、再就職にも有利なおすすめの1つです。
医療事務のお仕事は、病院やクリニックなどの医療機関における事務職として、 病院内の運営を事務方として支える重要な仕事 です。
近年は分業化も進んでいることから、 自分に合った働き方を選びやすくなりつつある とされています。
子育てを理由に午前中だけ働きたい、フルタイムであっても残業はしたくない、そういう働き方の希望がある人に最適です。
自由度が高いにも関わらず、安定的に長く働けるチャンスが得やすくなるので、持っておいて損はないはずです。
名称 | 医療事務 |
試験分類 | 民間資格 |
認定団体 | 全国医療福祉教育協会 |
受験資格 | とくになし |
出題形式 | マークシート |
試験日程 | 基本的に毎月1回 詳細は参考URLから全国医療福祉教育協会のサイトをご覧ください |
学習期間の目安 | 4ヶ月 |
受験料 | 5,000円 |
参考URL | https://iryou-shikaku.jp/exam/certified_practitioners.php |
介護事務
4つ目に紹介したいのは、介護事務です。
事務の経験があって子育て後にもその経験を活かしたいなら、事務仕事が中心の介護事務です。
介護事務は介護業界を支える存在で、介護報酬請求やケアマネージャ、介護事業の運営に関わることになります。
事務仕事なので体力に自信がなくても大丈夫ですし、求人にはあまり年齢が関係ないので、いくつになっても働けます。
名称 | 介護事務 |
試験分類 | 民間資格 |
認定団体 | 全国医療福祉教育協会 |
受験資格 | とくになし |
出題形式 | 学科:マークシート 実技:マークシート |
試験日程 | 基本的に毎月1回 詳細は参考URLから全国医療福祉教育協会のサイトをご覧ください |
学習期間の目安 | 3ヶ月 |
受験料 | 5,500円 |
参考URL | https://iryou-shikaku.jp/exam/longterm_practitioners.php |
児童発達支援士
最後に紹介するのは、児童発達支援士です。
児童発達支援士は、近年注目を集めている発達障害児をサポートする専門家です。
また発達障害児以外にも関わることが可能ですし、子供に合わせて能力を引き出すお手伝いができるのが魅力です。
幼稚園や保育園、あるいは学校で求められる専門性を身につけることができますし、発達障害支援施設でも働けるようになるので、勉強して受験する検討の価値は十分にあると思われます。
また、 自身の子育てにおいても役立つ知識を得ることができることから、キャリアアップと育児の両方に役立つ、まさに一石二鳥な資格 と言えます。
名称 | 児童発達支援士 |
試験分類 | 民間資格 |
認定団体 | 一般社団法人 人間力認定協会 |
受験資格 | とくになし |
出題形式 | オンライン |
試験日程 | 365日いつでも |
学習期間の目安 | 15時間~30時間程度 |
受験料 | 4,070円 |
参考URL | https://www.manacal.co.jp/hattatu-license/ |
まとめ
以上が、自分磨きのきっかけになる、ママに取得がおすすめな資格5選のご紹介でした。
ママにはこのように、子育て中や子育て後の再就職に活かせるものがたくさんあります。
比較検討し、興味があるものが見つかったら、挑戦してみてはいかがでしょうか。
時間の確保と学習に必要な教材費、受験費用などが必要になりますが、 それ以上の魅力が感じられるものなら将来的に必ず役立つ ことになります。
今回ご紹介した資格はいずれも現実的に合格が目指せる難易度ですし、勉強期間が長期に及ぶことはあっても、諦めなければ合格することが可能です。



