情報処理の促進に関する法律に基づきに基づき経済産業大臣が行う国家試験の情報処理技術者試験の一つ、このような特徴を持つのが応用情報技術者試験の概要です。
高度なIT人材を確保したい企業が多いことから、このような資格を持っていると即戦力者としての価値が高くなるででしょうし、基本的な知識はもちろん応用的知識や技能、高度IT技術者としての証としても有効です。
さらに、情報処理技術者試験制度にはスキルレベルが1から4までの4段階があるのですが、この資格を有している人はスキルレベル3に相当するからも、IT業界の中ではもちろん企業内のIT部門においても欲しいと感じさせる人材像を描くことができるのではないか、このようなことから試験を受けることに決めました。
IT人材として評価を得たい方におすすめできそうですね!
目次
数年の経験を積んでいるプログラマおよびシステムエンジニアを想定
試験を受ける上では勉強方法を考えなければならないわけですが、応用情報技術者試験の対象想定者が高度IT人材になるために必要な応用知識や技能を持っていること、高度IT人材としての方向性を確立したなどの基本的な人材像があるので、数年の経験を積んでいるプログラマおよびシステムエンジニアを想定しているといいます。
自分の場合はプログラマとしての経験年数が7年でシステムエンジニアとしての経験年数が6年、合計13年の経験を持っているので十分な試験対象者増にマッチしていると考えられます。
ただ、この試験の前身に相当するソフトウェア開発技術者試験とは違ってシステムの開発側のみではなく従来システムアドミニストレータ試験での試験対象者像になっていた利用者側にもある程度対応しているなど、これについては基本情報技術者と同等のものがあるようです。
応用情報技術者試験は、スキルレベル3を想定しているものになるのですが、当試験はスキルレベル2に相当する基本情報技術者試験に合格した人が次に目指すものでもあり、自分も基本技術者の資格を有していることからも十分試験資格があると考えることもできます。
色々な資格を持つことは転職活動を行う中でも有利
色々な資格を持つことは転職活動を行う中でも有利になるわけですが、将来的にはスキルレベル4といった最上位の試験へのチャレンジも考えておりまずはこの試験を合格して資格を取得することを目指そうと考えていました。
ちなみに、スキルレベル4は高度の名称が付いているもので、今回自分が受験したものは応用の名称が付いているもの、応用と高度と聞くとハードルの高さがかなり違うようにも感じましたが、高度情報処理技術者の場合は情報セキュリティやデータベース、ネットワークにエンベデッドシステムなどのスペシャリスト的な要素を持つもので、今回受験をしようとしていたものはIT全般に関する幅広い知識が求められるゼネラリスト的な要素を持つものです。
応用情報は試験範囲の幅が広く、まさにゼネラリスト的な試験と言えるでしょう
かなり難易度が高い
ゼネラリストは一般的には広範囲にわたる知識を持つ人を指す言葉で、大手企業の中では総合職を意味しています。簡単にいってしまうと何でも屋的な要素が強いのですが、ITにおける何でも屋が応用技術に相当するのはないでしょうか。
何でも屋と聞くと雑用的な意味合いも含まれるけれども、顧客からのニーズに合うビジネスを提案できるなどのメリットもあるので自社内だけでなくクライアントからの信頼も多く得られるのではないかと考えることもできます。
試験を受ける前に合格率について調べてみたことがあるのですが、例年の合格率は20%前後、かなり難易度が高いもののように感じられます。
ITパスポートや基本情報技術者試験を合格できるレベルの人たちが多く受験していると考えられますので、その中で20%となれば、かなりの難関試験と言っても過言ではないでしょう
過去に出題された問題を中心にした勉強方法が最適
試験範囲としては、経営戦略やプログラミングに関する問題や情報セキュリティなどの中からいくつかを選択して試験受ける形になります。
そのため、勉強方法としてはどのような試験を想定するのかにより方法なども変わりますが、基本的には仕事をしている関係からも参考書を利用するなどの独学で行うことにしました。
平日は残業などで遅くなる日も多くありましたので勉強できる時間はある程度限られてしまいます。通勤途中の電車の中では購入した参考書と通信講座でのテキストを中心に暗記を行うなどのやり方で進めていましたが、通勤途中の電車の中は雑音なども多くあるのであまり集中して行うことができませんでした。
会社のビル内には社員が自由に利用できるカフェのような空間があるのですが、昼休みなど食事を摂りながらテキストを読んだり、過去の問題を解くなどの勉強方法で進めることになりました。
過去問を中心に
他の国家試験も同じかと思われるのですが、単に参考書を隅から隅まで読んで暗記するのではなく過去に出題された問題を中心にした勉強方法が最適です。
過去問題の中には頻繁に出題が行われている類似したものが多数あるので、類似ている部分は今回も試験に登場する可能性が高いと予測、このような問題を中心に勉強を進めることにしました。
社会人でも夜などの時間帯を利用してスクールに通う方法もあるのですが、仕事の関係から残業が多いためスクールを利用できない、独学で勉強を進め合格することができたのです。
試験範囲は広いものの、過去問演習をしっかりと行うことで、合格に近づくことができるでしょうね!
おわりに
以上が、応用情報技術者試験を学習された方の体験談でした。ITの分野での活躍の幅を広げてみたい方は、検討されてみてはいかがでしょうか?他の方の勉強方法や体験談記事は以下にまとめられているので、興味が湧いた方は是非ご覧くださいね!
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