パパママキャリア編集局です。こちらの記事は、外部のライターさんに執筆していただいた、弁理士試験の勉強方法についての記事となります

ストレートで合格するのは至難の業

私は大学で法学部を専攻し、卒業後は法科大学院に通って日々勉強していました。弁理士試験の合格率は6%程度しかなく、ストレートで合格するのは至難の業です。多くの方がストレートで合格できずに何度も挑戦していますし、現に私も数回試験を受けたのち合格しています。一般的には3,000時間もの勉強時間が必要と言われていますし、あくまで平均なので倍以上対やいている方もいれば、2,500時間程度で終える方がいるため正直あてになりません。大学を卒業後、多くの方は働きながら頑張っているのが現状で、私も寝る間を惜しんでいたほどです。

学校へ通っていると自然に効率の良い勉強方法を身に着けることができますが、あくまで私個人のやり方であり、その人にあった方法を独自に考えることが合格への近道だと感じます。試験は短答式試験と論文式試験、口述式試験があり、それぞれに対応するべく毎日5時間以上、休日は10時間以上も勉強しなければなりません。さらに仕事もあるので2~3時間程度しか勉強できない日もありました。これだけみっちり勉強しても3,000時間に達するのは1年半後であり、本気で弁理士を目指す方でないと正直厳しいです。

非常に多くの勉強時間を必要とする、まさに難関試験と言えますね!

「主要四科目」を重視

短答式試験は法律・条約の条文を理解することがとても重要になり、内容を覚えておかないと具体的な事例が出題されても法的な判断ができません。すべて暗記する必要はありませんが、とても広い範囲から出題されるため要点は必ず頭に叩き込んで置き、多くの応用問題を解く必要があります。時間がない方は、受験予備校の講義を聴きながら学ぶことがおすすめです。過去問は最低でも5~6年分、できれば10年分を解いていくことが大事になります。

中でも6割程度が出題範囲となる特許・実用新案法、意匠法、商標法の「主要四科目」を重視して勉強しなければ、合格に近づくことはできないでしょう。条約、著作権法、不正競争防止法も大事ですし、各科目ごとに合格基準があるため基本的にはまんべんなく勉強しなければなりません。論文式試験は必須科目となっているので、落とすと合格することができないため重要です。

論文は法律の趣旨と解釈を論理的に解釈しなければならず、具体的な事例から結論に至る過程まで論理的に理解する必要があります。私は論文がとても苦手だったので重点的に対策を行いましたが、勉強方法はとても単純なもので出題ごとにパターン分けして地道に進めていくだけでした。

出題は15パターン

出題パターンは15種類に分けることができますが、過去問題全てを読み漁って論文の解き方、答案の書き方から方法を学んでいくことが一番の近道です。特許法・実用新案法、意匠法、商標法が必須(合格点54点)となっているのでこの2つを重点的に学ばなければいけませんが、どれか1つでも47点を下回ってしまうと問答無用で不合格になります。さらに選択科目は60%以上取る必要がありますが、で理工I(機械・応用力学)、理工II(数学・物理)、理工III(化学)、理工IV(生物)、理工V(情報)、法律(弁理士の業務に関する法律)から1つだけ選択すればいいので、気が楽でした。大学時代に法律を学んでいたのであまり力を入れていませんが、法学部以外の文系の方はとても苦労するのではないでしょうか。不安なら予備校に通ったり、家庭教師を付けたりするなどの工夫が必要です。

弁理士

論文式試験は採点する方が複数人おり、必ずしもこれといった正解がないことが特徴です。私は1度目にこのことを理解しておらず、コピペのような内容となってしまい不合格になりました。その場の知識や判断だけで試験に臨んではいけませんし、うわべだけで取り繕った内容はすぐに見抜かれてしまいます。

パターン化されているとは言え、中身のない文章を書いてしまうと不合格となってしまうのですね!

コミュニケーション能力の有無も見られる

最後は口述式試験ですが、条文、趣旨、判例、事例から出題されますし、試験委員からコミュニケーション能力の有無も見られるため徹底した対策が必要です。おそらく今も変わっていないと思いますが、私のときは試験委員2名と受験生がテーブルをはさんで座るような形式を取り、口頭試問が行われます・対策と言っても短答式試験や論文式試験の内容と同じなので無理に勉強することはありません。しかし、実際に頭で思い浮かべたものを書くことと口に出して言うのでは違いが出てしまいますし、人前で緊張してしまう方は離れすることが大事です。

私はコミュニケーションに不安はありませんでしたが、法科大学院で何度も対面式で受け答えをする練習を行いましたし、職場でも積極的に話しかけるようになりました。一番大事なのは自分の言いたいことを言う積極性ではなく、相手の言うことを耳でよく聞いて理解することです。これができないと会話が成立しませんし、受け答えに難があると合格できません。聞いてから答えるまでの時間も重要で、短時間で返答できるよう頭を整理しておきましょう。端的に回答できないことはマイナスですし、事実何度も注意をされてしまいました。言いたいことを端的にまとめるには、とにかく多くの人と多くの話題で会話をすることが大事です。

実践的な演習をできるだけ多くこなすことが重要ですね!

おわりに

以上が、弁理士試験を学習された方の体験談でした。経営法務の分野での活躍の幅を広げてみたい方は、検討されてみてはいかがでしょうか?他の方の勉強方法や体験談記事は以下にまとめられているので、興味が湧いた方は是非ご覧くださいね!

弁理士試験の勉強方法・体験談記事まとめ

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